脱出する痔核を改善する硬化療法(ALTA療法)
最近、脱出した内痔核に対する治療効果の高い治療法として「硫酸アルミニウムカリウム水和物・タンニン酸(ALTA)による注射療法」が登場しています。
一般的には、「ALTA療法※」と言われています。
この治療法は、メスで内痔核を切ることなく、ALTAを注射で痔核内に投与することで痔核を固めて小さくし、脱出と出血症状を改善します。
治療にあたっては特殊な投与技術(四段階注射法)が必要なため、決められた手技の講習会を受講した専門医でなければ治療を行えません。
※ALTAとは、有効成分である「硫酸アルミニウムカリウム水和物・タンニン酸」の英名ALuminum potassium sulfate hydrate・Tannic Acidの頭文字をとった略です。

四段階注射法のイメージ